ファイルとデータベース
2000年度後期 木曜4時限目
講師:溝口徹夫
【授業の方針】
情報システムの構築、利用に不可欠のファイルとデータベースについて、基本的な事項である、データ定義/記述、データアクセス、データ管理/制御の内容とその方法について学習し、情報システム構築のための基本的理解を行う。

【授業の概要】
人手による事務処理等での、伝票(トランザクション)によるデータの伝達や帳簿(ファイル)へのデータの記録(レコード)は、事務管理、経営管理などの上から主要な役割を演じてきた。これらの電子化、自動化としての情報システムは、データの伝達やデータの記録、活用はコンピュータによって実施されるが、コンピュータにどのような種類(型)のデータを伝達、記録、活用させるかは、人間が指定しなければならない電子媒体の利用による、ファイル、データベースでの基本的な考え、データ定義やデータアクセスの指定の方法を理解し、大量のデータの扱いを、効率よく、多数の利用者に利用可能にする方法などについて学習する。

【授業の計画】

第 1回(10月5日) 概説 情報システムにおけるファイルとデータベース
第 2回(10月12日) ファイルとデータ定義
第 3回(10月19日) ファイル編成
第 4回(10月26日) ファイルアクセス
第 5回(11月02日) ファイルのまとめ
第 6回(11月16日) データモデルと要素
第 7回(11月30日) データモデル化とデータ定義表現
第 8回(12月07日) データベースアクセス
第 9回(12月14日) トランザクション処理とデータベース制御 概説、一貫性制御
第10回(12月21日) トランザクション処理とデータベース制御、同時実行制御
第11回(01月11日) トランザクション処理とデータベース制御 障害回復制御
第12回(01月18日) まとめ
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