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仮説検定のやり方


さてあなたは、今回仮説をたてて、それが正しいかどうかを見てきました。

ここで仮説検定の一つの流れとして、もう一度その流れを確認しておきましょう。

・仮説を立てた →ここでやったこと

  帰無仮説をたてた

帰無仮説は、常に「〜には差はない」という内容にします。

なぜそうするのかというと、ある主張を正しくないと示すためには、その主張に反する証拠を、たった一つあげるだけで十分だからです。また、ある主張が否定されたとき、その主張と逆の主張は肯定されます。

帰無仮説が否定されたことを統計的にいうと「帰無仮説が棄却された」といいます。帰無仮説と逆の主張のことを「対立仮説」といいます。

・期待値と実測値のずれを見るため値を調べた →ここでやったこと

出現確率を調べた

値が5.28とでて、出現確率が5%から1%の間だということが分かった →ここでやったこと

ここで帰無仮説を否定する結果がでました。

つまり有意水準5%で、帰無仮説が棄却されました。

その結果、自分の主張である対立仮説が支持されました。

(ここでは「チキンとポテトの売り上げの割合に関して、モグモグバーガーとワクワクドナルドバーガーの間には差がある」が正しかったということになります)

この方法は、あとあと何度も使うことになるので、ここでしっかり把握しておきましょう!

分かった人は応用問題をやろう!