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問題行動のとらえ方

【日付 2003,12,22】 【連載回数 第9回】

〜授業内容〜
・いじめっこの指導
・いじめられっこの指導

<いじめっ子の指導>
@いじめ行為を許さぬ毅然たる態度
Aいじめっ子の気持ちを受け入れる(悪い生徒というレッテルをはり、拒否するのではないということ)
B学級集団も受け入れていく条件づくり

<いじめられっ子の指導>
・自己主張できない子
   →所属集団から切り捨てられることへの恐れ
   →嫌なことがあっても、自分を抑え、我慢し周囲にあわせる
   →親や教師に反抗したことなく、従順

   ※教師はいじめっ子に対応できいじめられないだけの力を身につけさせる。

・性格的特性
   →長い間の生育歴に根ざしている
   →一朝一夕には変化しない

   ※彼らの心のドアには内側にしかノブがついていない

・教師はどうするか
   子どもの心に寄り添い、子どもの痛みを共に感じてやる
         ||
       教師からの受容
         ↓だから
   教師のねばり強さが求められる!
    →痛みが軽減
    →精神的に安定
    客観的に自分が眺められる(なぜ「いじめ」の対象になったのか)
                 →自ら克服しようとする意欲が発生
                  ↓
                 「受容」が「いじめ」から解放
  
課題
提出は1月19日の授業時
@、Aのどちらかを選び500字程度で述べなさい。Bは自由課題で字数制限はなし。

@中高校時代に見聞、または体験した「いじめ」についてあげ、それがどのように解決されていったか述べなさい。
A問題行動をかかえる生徒(特に半社会的)に対し教師はどう対処し関わっていくべきか、あなたの考えを述べなさい。

B私の生徒指導論

 
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