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通信プロトコルその1
またプロトコルです。
以前やったOSI参照モデルを覚えていると良いかもしれません。
TCP/IPプロトコルここで言うTCPはOSIの4層(トランスポート層)で、IPは3層(ネットワーク層)の事です。
- TCP:Transmission Control Protocol(4層)
- IP:Internet Protocol(3層)
- DoD(Department of Defense)米国国防省標準
- DARPAプロジェクトによって開発
- ARPANETがInternetの前身
特徴
- End-to-End(端から端)の相互通信が可能
- 複数のネットワークを相互接続する
IBMだろうがNTTだろうがIPUだろうが。有線でも無線でも。- 信頼性のないネットワーク上で信頼性のデータ転送が可能
- 色々なOS上で利用可能であり普及促進した
IP(Internet Protocol)
- グローバルなインターネットアドレス(4byte)
例えば 133.79.65.128- データグラムサービス(コネクションレス)
- 経路制御(Routing)
- 複数のネットワークを越えた相互接続
- Gateway
- Router
- Packet Fragmentation
- 色々なサービス(high/low スループット、high/low 遅延)
ネットワークプロトコルの問題点
- データの誤りの可能性
- パケットの紛失の可能性
- パケットの重複
- パケットの順番の崩壊
- ネットワークの輻輳(congestion)
- 一定しない遅延時間の問題
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