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大規模ネットワーク(WAN)その2

【2002,5,22】 【連載回数 第5回】
いきなりで何ですが、網(ネットワークの範囲の)という物は、専用回線とパケット網に分けられるようです。
先生が言ってました。

専用回線は金を払って決められた2点間を繋ぎ、データのやりとりをしまくる物で、パケット網はデータをパケット(情報の固まり)やフレームに分けて送るものです。そして、その方式を用いているのがWAN、MAN、LANです。現在のネットワークはパケット交換によるのが多いそうです。
先生が言ってました。

パケット交換網
転送すべきデータをパケットに分割して、それぞれにAddressを付けて転送し、受信側で組み立てを行う網を、パケット交換網と言います。

パケット交換網の特徴
  1. 回線や交換機障害への耐力が高い
    …自動で経路を変更する。専用回線では無理。
  2. 回線利用が高い
    …複数のユーザが同時に利用
  3. 異速度計算機通信が可能
    …トランスポート層の機能により、受け取り側に合わせた速度で送るようにする
  4. 網内遅れ時間が変動
    …データの到達速度はまちまちだが、音声などは、通路をある程度確保して一定に送ることができる。

パケット交換方式
  1. バーチャルサーキット方式(仮想回線)
    …経路を先に決めて予約する。データは受信確認をさせる。
  2. データグラム方式
    …送信側から送りたいときに送る。経路が同じとは限らないし、順番も一定とは限らない。

X.25パケット網
X.25パケット層について流れるように見てみましょう。
こんな感じです
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