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大規模ネットワーク(WAN)その1

【2002,5,9】 【連載回数 第4回】
Protocol(手順)とは
まだデータ通信の基礎のような話を引きずりますが、気にしてはいけません。
それはそうと、Protocolの定義をのべている人達がいます。
コンピュータ間やプロセス間、手続きやらルールやらサービスやら、人によって違うことを言っていますが、要はネットワークで通信をする際のルールだと思っていいのではないでしょうか。
ついでに、コンピュータとは物理的(物体)なもので、プロセスとはCPUで実行されるプログラム(非物体)みたいなものです。・・・たぶん。

相互接続モデル
1970〜1980年にかけて、接続システムについていろいろあったようです。
ISOによるOSI参照モデル、まぎわらしいですが、重要なことです。次にそれを示します。

【2002,5,15】
、、、と思ったらこの日は休講でした。

【2002,5,16】
OSI参照モデル
この日は、OHPが使えなかったらしく内容が掴みにくかったです、言い訳です。それはいいとして、
ネットワーク関係の話で、聞かないことはないのではないか、というぐらいよく聞く単語がOSI参照モデルです。
PouzinとZimmermanという、上記でプロトコルの定義をしていた人たちが提案しました。

7層(layer)の機能から成るインターフェイス構造で、各々の層で発信者と受信者が同じ手順(Protocol)により通信を行います。

名称内容
7応用層
Application layer
応用に共通的に必要な機能、プロセス間の相互関係を管理する機能などを含む
6プレゼンテーション層
Presentaton layer
データの表現法を定める。データのシンタクス(syntax:形式)のみに関係する部分を扱う。ファクシミリの符号などはここに含まれる
5セション層
Session layer
プロセスの対話、すなわち情報の送受を管理する。全2重半2重の選択、エラーからの再開法などを含む
4トランスポート層
Transport layer
エンドシステム無いのプロセス間のトランスペアレントなデータ転送を行う。誤り制御、フロー制御などの機能を含む
3ネットワーク層
Network layer
エンドシステム相互のデータ転送を保証する。ルートの選択、データの伝送や中継などが含まれる
2データリンク層
Datalink layer
LLC副層
MAC副層
物理層を通じてノード(LANではステーション)間にトランスペアレントなデータ伝送を保証する


異種のLANで共通化できるデータリンク層の規約
LANにおけるアクセス制御に関する規約
1物理層
Physical layer
ビット列を伝送するための機械的、電気的、機能的な規約を定める。モデムやコネクタなどの規約がその例である
はっきり言って何言ってるか解りません。
話が抽象的すぎます。想像もできません。
そのうち図でも載せます。
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