簿記・会計入門
【2000.7.6】 【第12回】
II.簿記・会計を学ぶ
1.B/SとP/Lについて(簿記・会計入門より)
(1)財務諸表の作成(P77)[図3ー9〜11]
[1]表示方法
(i)勘定式
B/S
----------------------
借方 貸方
資産 負債+資本
----------------------
総資産 =負債+資本
P/L
----------------------
借方 貸方
費用+利益 収益
----------------------
費用+利益 =収益
(ii)報告式
B/Sは勘定式、P/Lの形式が異なる
P/L
――――――――――――――――
売り上げ-----------×××
売り上げ原価--------×××
――――――――――――――――
粗利益-------------×××
販管費-------------×××
――――――――――――――――
営業利益-----------×××
営業外収益---------×××
営業外費用---------×××
――――――――――――――――
経常利益-----------×××
特別利益-----------×××
特別損失-----------×××
――――――――――――――――
当期利益-----------×××
売り上げ+売り上げ原価ー粗利益
粗利益+販管費ー営業利益
営業利益+営業外収益+営業外費用ー経常利益
経常利益+特別利益+特別損失ー当期利益
記入のルール
ポイントは一つの取引をB/SまたはP/Lの該当する勘定科目の貸借いずれかに同時に記入する←仕訳記入
例:100万円の自動車を買う
↓
自動車という資産を入手(資産の増加)
100万円という現金を支払う(資金の減少)
(2)作成へのプロセス
京都家電の設立
――――――――
現金---2、000
(資金の増加)
――――――――
資本金--1、000
借入金--1、000
(負債と資本の増加)
――――――――
2000=2000
来週までの課題:前回の資料「決算広告で企業経営を読もう」及び、簿記・会計入門を参考にして、本日の資料、SEGAと任天堂の財務諸表をもとに、両社の経営状況を比較検討してください。
最終レポート課題:添付された事業計画書「通産省モデルを」もとに、これまで提出してもらったビジネスアイディアをもとに、各空欄を埋め、事業計画書を作成して提出してください。[提出期限:7月21日(金)]
←授業選択画面へ |