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練習問題4:分散分析表を作る


ズレは、次のようになります。

A要因の平均のズレ = 25.2083… + 25.2083… = 50.4166… =50.42 

B要因の平均のズレ = 91.875 + 91.8749… = 183.75

全体の平均のズレ = 634.5833… = 634.58

交互作用によるズレ = 634.5833… - 50.4166… -1843.75 =400.4166… = 400.42

偶然によるズレ = 3370

全分散      A要因の    B要因の  A要因とB要因の   偶然によるズレ
        平均のズレ   平均のズレ   交互作用によるズレ

全分散   = 50.4166… + 183.75 + 400.4166… + 3370 = 4004.5833… =  4004.58

以上の数値を元に、分散分析表を作ります。

<自由度について>

・要因A、要因Bの自由度は、それぞれの中の条件数から1を引いたものになります。

(例:要因Aはクリスピーと普通の2条件なので、2−1=1)

・交互作用の自由度は、それぞれの要因の自由度をかけたものになります。

・偶然の差の自由度は、全体の自由度から、各要因の自由度の値を引いたものになります。

・全体の自由度は、前回と同じで(ここ→)全データ数から1を引いたものになります。(例:ここではデータ数が60なので 60−1=59)

<F比について>

偶然の差の平均平方を、共通の分母とします。

では、以下に示された分散分析表を完成させてください。

分散分析表には都合上、小数点第2位までの値を記入してありますが、計算過程では、そのままの値を用います。

要因

平方和

自由度

平均平方

F比

要因A
(クリスピーor普通)

50.42

 

 

 

要因B
(辛いor普通)

183.75

 

 

 

A×B
(交互作用)

400.42

 

 

 

偶然の差

3370

 

 

全体

59


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