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【情報環境論】

【2003/10/20】【第2回】



本日の講義内容 


CSCWとグループウェア



グループウェア


グループウェアとは...

 共通の仕事や目的を持って働くユーザグループ」を支援し、 共同作業環境へのインターフェイスを提供するコンピュータベースの システム

なのです。
では、ここでグループウェアが支援するグループグループワークについて、もう一度確認してみましょう。

確認↓↓
<グループ>
  ・ある目的を共有する中規模の集団
  ・メンバー間でコミュニケーションが行われる
  ・地理的に分散している可能性
  ・メンバーが入れ替わる可能性

<グループワーク>
  ・メンバー間のコミュニケーションを支援
  ・作業の構造に基づいた構造を持つ

※”作業の構造は”社会学で扱う分野、”構造”は工学システムにあてはまります。


次に、CSCWとグループウェアの関係を見てみます。
まずは、CSCWとは?からです。 前回の講義で早くも登場してしまいました。
では復習しましょう!
第1回講義内容, 「CSCW」へ☆

CSCWのとらえかたとして、付け加えるとすれば、

と言えます。

具体的に↓↓
<工学的枠組み>
  通信、UI、DB、マルチメディア
<社会的枠組み>
  ・人間同士の協調の分析(モデル化、構造化)
  ・システムの社会的役割

CSCWとグループウェアの関係は...
   CSCWを実現するツール = SCCW
                                になります。

では、実際のグループウェアとはどういったものかを見ていきましょう。

グループウェアの実際↓↓


※時間と空間におけるグループウェアの分類は...
空間: 物理的に同じ場所にいるかいないか
時間: 物理的に同じ時間で利用しているかいないか



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ツボ・ライン

担当者:及川美紀