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【情報環境論】
【2003/10/6】【第1回】
ガイダンス〜情報環境とは?〜
情報環境とは...
なのです。
(具体的には、TV会議、MLでの意志の疎通などです。)
また、情報環境を理解する上で、ひとつのキーワード
があります。それは...
CSCWです。
そこで注意しなければならないことがあります。複数の人間(集団)が
協調して作業を行おうとするとき、そこにはいくつかの法則が生まれま
す。それを解明しようとする学問のひとつに、グループダイナミクスとい
う領域があります。グループダイナミクスの観点から、集団が協調して行う
作業というものを考えてみると、いくつかの特徴が見られます。(講義
の中では、"全員で取り組むべきテーマがあり、それに向かって頑張る
ことを大前提とする”というような感じで紹介されました。)
特徴!↓↓
<プラスの効果>
・グループ内で頑張り合う仲間に感化されて、自分も問題に真剣に取り組め
るようになった
・他のメンバーの意見から、今までにない発想が生まれる etc..
<マイナスの効果>
・あるグループだけが盛り上がって、自分は取り残されたように感じてしまう
・目立つグループに同調しなければいけないような気になる。
⇒同調圧力
・なかなか意見が出ないけれど、いつものようにあの人がきっと意見を言って
くれるだろうと思ってしまう。
⇒知的ただ乗り
上のような特徴をふまえて、特にマイナスの効果を考えて環境を設定
していかなければなりません。
また、情報環境を設定するとき、意味を正確に区別しなければならない言葉があります。
○コミュニケーションとコラボレーション
説明↓↓
1.同じ場所にいる(コプレゼンス)
2.相手に気づく(アウェアネス)
3.相手と話す(コミュニケーション)
4.一緒に行く(コラボレーション)
CSCWでは、状況に応じてコミュニケーションとコラボレーション、どちらを支援
していけばよいのか、どうあるべきなのかを考えていきます。
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