←応用心理学シラバスへ
←講義のツボメニューへ

心理学における推計学について

【2002/11/27】【 第9回】



<本日の講義内容>
               記述と推計学       

 今回も講義の内容がシラバスと異なります。

記述と推計学

心理学では仮説を証明したり、理論を組み立てたりするために、 アンケートや実験などをしてデータを集め、整理し、表やグラフ にまとめる。このとき、推計学がよく使われる。心の法則の 大抵は、推計学的方法で導かれたものである。
統計法の分類 -- 記述統計学(discriptive statistics) | ・・・集団的性質の記述 統計学(statistics) | -- 推計学(stochastics) ・・・標本から背後にある全体(母集団)の傾向を推定 記述統計学・・・データの平均などの「統計量」を求め、そこから集団 的性質を整理する統計法。 推計学・・・いくつかのデータの中から全体の傾向を推定する 統計法。いくつかのデータ(「標本」、「scale」)がもつ性質を全 体に及ぼせるかどうか、つまり、一般化できるかどうかを推し量る。