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学校における生徒指導の役割

2002/12/09 第8回


☆今週は配布資料を読んだ感じなので資料を参考にしてください。

外からの管理でなく内に自己指導の力を

    ◎生徒指導の本来のねらい→「自己指導の力を児童生徒の中に育てること」

   (1)生徒に「校則だから守れ」というのではなく、「自分も大切にし、他の人にも大切にする行動は何か」を常に考えて
         行動するよう指導する。
   (2)生徒指導は、「生徒にさせる」という生徒指導から、教師が「生徒と共にする」という生徒指導に変わらなければな
         らない。
 

生徒に存在感を与える教科指導を

    ◎生徒に「存在感を与えること」と生徒を「受容すること」の二つの機能が最も重視されるべき事柄

    (1)すべての生徒が参加する授業
    (2)一人ひとりの生徒の自己実現をめざす授業
    (3)生徒を受容する授業
 

全教師の共通理解による自己変容を

    ◎次のことを学校のすべての教師が配慮し、努力すべきこととして共通理解する。

    (1)上記で述べた「共に」という姿勢と生徒に「存在感」を経験させるということを、毎日、すべての子どもに、
          そして一人一人に行うこと。
    (2)教師が「評価する人」から「理解する人」に変わるようにする。
    (3)「指導する人」から「共にやる人」になるべき。
 

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