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プロセス

2002年5月10日第4回
 

システム構成の概念(プリント1-5)

入出力チャネル

  • 主記憶装置に接続されているため、データを外部へ移す働きをする。
  • 汎用の大型のコンピュータが入出力チャネルを持っている。また、 パソコン・WSでも
    名称は違くても入出力をCPUの動作と同時に行う仕掛けを必ずもっている。
  • データのやり取りを、CPUとは関係なくやってくれる。
    →CPUはCPUで、チャネルはチャネルで動作する =演算装置と入出力チャネルの平行動作
    平行動作ができなければ、CPUが動いているときは入出力チャネルは何もできない。
  • チャネルの能力が足りないときは、チャネルの数を増やしたり チャネルの入出力の転送能力を上げる。
  • CPUの能力が足りないときは、CPUの数を増やす。 (CPUは、一つ一つ単独で動くことに注意)
  • メインメモリは、ビットがつまっている。 1ビットずつ扱うのは細かすぎるため、通常バイト単位で扱う。 (1バイト単位でアドレスがついている)

設問

  1. 入出力チャネルとは何か。
    解答)データのやりとりを制御する。通路。
  2. 周辺装置はなぜ周辺というのか。
    解答)

プロセッサの構成と動作(プリント1-6)

プリントを見ながら読んで下さい
  • PC(プログラムカウンタ)・・・CPUの中にある1つのレジスタ。
    PCにおかれる32ビットは、次に実行する命令のアドレスを意味する。
  • クロック・・・一定のパルスをおくる。
  • バッファとレジスタの違いは、レジスタはプログラム上で指定できるが、 バッファは指定できないところ。
  1. アドレスのデータが欲しいとアドレスをメインメモリにおくる。
  2. G1・G3ゲートを同時にあける。
  3. 4バイトをおくりかえしてやる。(MM→CPU)
  4. アドレスレジスタは32ビット。その中身はバスを通って入っていく。
  5. MM→CPUにおくると、命令(32ビット)がデータレジスタに入る。
  6. データレジスタには、命令とデータも入る。今は命令が入っている→8ビットの部分を解読
  7. G5・G6ゲートを同時にあける。
  8. 入ってきたら、命令の最初の8ビットは制御部におくる。24ビットはG7を あけてアドレス回路におくる。
  9. 汎用レジスタAのG9を開けてG11も開ける。
 

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