←講義のツボメニューへ
プロセス
2002/04/26 第3回
中央処理装置(CPU)
中央処理装置はコンピュータの頭脳に相当する。
Q: 中央処理装置の良いor悪いの判断は何でするか?
・早さ
・どのような命令を持っているか
クロック数を高くする十分な命令をどれだけ持つか。
命令の数が多い方がbetterだが、その分制御装置が複雑になる。
Q: 命令の数を減らすと何が良いのか?(メリット)
・設計が楽 → 新しいものを作りやすい
・制御装置が簡単
設問 1: CPUになぜ制御装置と演算装置が入っているのか。
二つを離すと距離ができる→電子が移動する時間がかかる(デメリット)
解) (1)配線を短くしたい。(2)近い方がラク。
主記憶装置
◇OSのメモリ管理が管理
Q: なぜ「主記憶装置」というか?
ノイマン型のコンピュータの基本原理
[役割]・実行するプログラムの格納
・データの格納
主記憶装置に要求されるもっとも重要な性能
◎早さ(読み出し・書き込み)←演算装置がいくら早くてもデータが来ないと困る
重要
Q: 主記憶装置でバイトを識別するには?
アドレス(番地)をつける。
磁気ディスクでバイトを識別するには?
何バイトかをまとめてブロックごとにまとめて書き込む。
Q: 主記憶装置に入りきらない大きいプログラムやデータはどうしましょう?
補助記憶装置も使って、あたかも大きな主記憶装置に見せる=仮想記憶
補助記憶装置
◇OSのファイルシステムが管理
Q: なぜ補助記憶装置が必要なのか?
主記憶装置に欠点があるので、それを補うためにある。
→主記憶装置(半導体メモリ)の問題点とは?
・電源を切ったら消えてしまう。
・容量を大きくしにくい。(技術・コスト面から)
Q: 磁気の利点は?
◎電源を切っても消えない!
・大容量が実現できる
・安い
ちなみに、最大の問題点は駆動(回転)すること=動く部分が必要
設問 1: 主記憶装置の媒体は何か。
解)半導体
設問 2: 補助記憶装置の媒体は何か。
解)磁気(ディスク)
○○○今日のビデオ○○○
NHKプロジェクトX「日本のコンピュータ開発」
国産コンピュータ〜ゼロからの大逆転〜