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情報処理の基礎:プログラミング

【日付 2002.06.13】 【連載回数 第19回】


プログラミングの発達

プログラミングは、計算機に指示を与えて、問題を解かせるためのもっとも基本的な方法である。プログラミングは必ずプログラム(programming language)が必要である。

1、機械語によるプログラミング
最も初期の計算機では、次に示すような機械語(machine language)によって、2進数(binary number)に符号化して、計算機に何をさせるかを指示した。

2、アセンブリ言語によるプログラミング
次に考えられた方法は、命令語を記号的に表現し、記号的にプログラムを書く方法であり、記号プログラミング(symbolic programming)と呼ばれた。

3、高水準言語によるプログラミング
計算式やアルゴリズムをもっとわかりやすく表現するためには、さらに表現力を向上する必要があり、それは基本的には自然の数式や自然の言葉に近づけることであった。1960年代前半には、現在利用されている代表的なプログラム言語の原初的な形がほぼ成立した。

ソフトウェア危機と構造化プログラミング

1960年代前半まではプログラミングについては楽観論が大勢を占めていた。しかし、1960年代後半にさしかかるとこの楽観論は破錠する。







参考:講義プリント、スライド
教材配布ページ(学内)


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