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システムズ・アプローチの基礎

【日付 2002.06.20】 【連載回数 第21回】

システムという概念

複数のものが単に集まっているだけではなく、ものが互いに関連しあって一つの秩序ある全体(whole)としてのまとまりが存在する場合にはじめてシステムと呼ばれる。システムを考える場合、この点が最も基本的である。


システムを考える場合に重要な問題

○錯綜した現象の中のどこに境界(boundary)をおいて、なにを環境(environment)としてシステムを切り出すか

○個々のもの達の間にどのような関連性(relationship)を考えるか。

○要素をまとめることによって、どのような特性が全体(whole)として得られるか

目的(object,goal)を達成するためにどのような構造(structure)機能(function)が必要であるか

○要素の間あるいはシステムとシステムの間にどのような相互作用(interaction)を考える。特に、相互作用の基本的な形態である入力(input)出力(output)をどう考えるか


グループワーク


●4人一グループ。

●課題は「あなたの身近な問題をシステムとして認識して記述しなさい」

●何を明らかにするのか、どのように明らかにしたか、結論はなにか。


参考:講義プリント、スライド
教材配布ページ


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