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イントロダクションT(ソフトウェア情報学と情報システム学)

【日付 2002.04.18】 【連載回数 第3回】


関連する領域

○情報科学(Information Science)
 情報の認識、伝達、蓄積、検索、変換などのプロセスを研究する問題を純粋な科学(science)として基礎づけ、これらを理論的に研究すると同時に、情報の利用技術を発展させる基礎を研究する。

○情報学(informatics)
 社会や組織における情報の発生から活用までのプロセスの性質を究明し、情報の活用を可能にするための理論や技術を研究する分野とされている。

○情報システム学(Information Systems)
 計算機を用いた様々な情報処理システムが登場しているが、個々のシステムの特殊性を捨象し、計算機をベースにした情報処理システム一般を対象として、その在り方・設計・実現・利用などを研究する分野。


情報システム学の方法論

○システムズ・アプローチ
    現象をある視点から関連づけ, まとまりの ある全体(システム)として把握
○モデル化
    本質的な面だけを抜き出して現実の似姿(モデル)を構成
○形式化
  コンピュータでの処理のために, 記号とそれらに関する規則としてモデルを表現

これらの方法論を基礎とし、さらにこれらに基づいて計算機を中心とする情報システムとして現実化して行くの情報システム学の方法論である。

情報システム学の方法論の役割




参考:講義プリント、スライド
教材配布ページ(学内)


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