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セキュリティの概要

【2001.10.9 】【第2回】
2.序論
2.1背景
(1)ネットワークのオープン化―インターネットの爆発的普及
(2)ネットワークの高機能化―電子商取引、電子政府、等
        →それに伴う犯罪、脅威の増大

2.2セキュリティとは
セキュリティ確保の三条件
機密性(Confidentiality)
完全性(Integrity)
可用性(Avaliability) ⇔DOS(Denial of Service)

2.3脅威の分類
・偶発的なもの―天災、故障、誤動作
・意図的なもの(攻撃という)
   ・第三者
    −部外者
    −部内者
   ・取り引き相手

2.4攻撃分類
   ・直接的
   ・間接的(ウィルス、ワーム)

3.対策技術の概略
  対策コスト、可用性、危険度(=被害額×発生確率)(安全性)のトレードオフによる。
  対策分類
   ・技術的対策
   ・管理的対策
      ―セキュリティポリシーの作成、それに基づく運用、教育

3.1技術的対策の分類

  ・不正アクセス対策 
      ファイヤーウォール、暗号化
  ・盗聴対策
      暗号化
  ・偽造、改ざん対策
      ディジタル署名、ハッシュ
  ・なりすまし対策
      ディジタル署名+認証局
  ・事実否認対策
      ディジタル署名+タイムスタンプ
  ・コンピュータウィルス対策
      検出ソフト+頻繁なアップデート
      バックアップ
  ・サービス妨害(不能)攻撃(Denial of Service)対策
      セキュリティホールをまめに除去する
      公的サイト



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