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←【ファームウェア学I】シラバスへ ファームウェアとは何か
【連載回数 第1回】
第一回目授業の内容
1、ファームウェアとは何か
●ファームウェアに厳密な定義は無い。
−あえて言うばれば、ハードウェアとソフトウェアの中間の性質を持つ。
●BIOSなどのような入出力機器の制御ルーチンを焼き付けたもの。
他の具体例
●初期立ち上げルーチン
●初期テストルーチン
●パルスカウンタや割り込み受け付け等の制御ルーチン
などをROM化したものなど。
2、何故ROM化するのか
●電源切っても消えない。
●壊れない。
●Bootstrap Loaderなどが電源が入った時に生きていると有利である。
3、ファームウェアの歴史
ファームウェアはマイクロプログラムの一種として生まれる。
−マイクロプログラム方式について
ハードワイアド方式(通常のチップの方式)よりコストが安かった。
ゲートが少なくてすむ。
※現在はゲート単価の減少やRISC化などによりマイクロプログラム方式の利点が消失した。
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