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【情報環境論】
【2003/11/10】【第5回】
グループウェアの実際(2)〜電子会議システム・続き〜
グループウェアのデモンストレーション
・同期分散型電子会議システム(続き)
・マルチメディア会議システム
・共用情報へのアクセスを主に支援
具体例↓
○PMTC
・3種類の共有空間をサポート
(1)参加者全員
(2)特定の参加者全員
(3)会議に参加していない第3者と
○Team Work Station
・アプリケーションに依存しない共有画面の提供:
「個人作業空間映像の半透明オーバレイ」
※オーバレイ=
・操作結果の共有だけでなく、描画やポインティングのプロセスも共有
⇒作業の経過も共有できる
○Clear Board
・透明なガラス板の両側にユーザがいる状態を再現
・会話空間と作業空間の一体化
・発話、アイコンタクト、ジェスチャ等を有効に利用
(1)スクリーン上に直接描画
(2)アイコンタクトを実現するため、ユーザのビデオ画像をスクリーンの
表面を通して撮影
(3)マス方の端末において、左右をあわせる
○Team Paint
・マルチレイヤー構造による共同描画システム
・あるユーザが書き込めるのは自分のレイヤだけ
・共有デスクトップシステム
・相手のマシンのデスクトップを表示・操作
具体例↓
○Timebuktu(マッキントッシュ)
○Apple Remote Desktop(マッキントッシュ)
○Remote Deskyop Conection(Windows)
○VNC(Windows、マッキントッシュ、XWindows)
●講義の後半は、Windous NetMeetingを利用して、グループウェアのデモンストレーション
が行われました。映像の設置、チャット、お絵かきツールを使っての実際のやり取りの様
子を見ました。講義に協力していた院生の先輩がとてもお茶目なかたで、S先生も笑って
いらっしゃいました。印象として、実際に仕事などで利用するには、扱いにくいような感
じを受けました。※Windous NetMeetingはフリーのソフトです。