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ディジタル回路

【2003/10/30】 【第5回】


○今回の講義内容○
AD/DA変換
  1. 基本構成
  2. AD変換の原理
  3. 回路の性能を表す用語


1.基本構成



信号処理、信号伝達、信号蓄積を効率よく利用するためにディジタル化する。

2.AD変換の原理

@標本化(サンプリング)
A量子化・・・値を数値化する(整数) (例)2.5V→25
B符号化・・・圧縮、暗号化、冗長性、


3.回路の性能を表す用語

1.分解能(resolution)・・・入力されるアナログ信号の全範囲をデジタル信号に 変換する分割数を意味するものであり、変換するデジタル信号のビット数で表します。

(例)アナログ信号が0〜10vの時8bitでデジタル変換する場合1bitあたり10÷256=0.039vになります。

2.直進性・・・入力と出力の関係について比例しているかどうかを測る度合い。

3.確度(accuracy)・・・理想の出力と実際の出力の差

誤差:フルスケールに対する差の割合

4.セトリング時間(settling time)・・・出力が安定するまでの時間(過渡応答時間)


5.温度特性・・・温度変化に対する変動特性

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