4月26日のレポート


このレポートの採点

 

(1)ドキュメンテーションは何故必要か。
(2)DFDはどのようなものか、何故必要か、又、DFDの作成事例を示せ。


(1)開発のフェーズにおいて
    @ソフトウェアは目に見えない。
      →目に見える形にする。
    Aソフトウェアは人間が作る。
      →人の思考を段階を追って理解できるようにする。
    B開発のフェーズは色々な工程に分かれている。
      →工程間の受け渡しを見える形にする。
   保守のフェーズにおいて
    C保守担当者がソフトウェアの内容(構造・処理)を理解するため
      →変更・修正を容易にする


まとめてみると
 ソフトウェアを開発する工程において、複数の人間が色々な工程関わるため、自分の作業内容だけであれば自分の頭の中だけで済むが、それを他人に渡さないといけない。外の木にここの作業内容をまとめたドキュメントは次の作業を行うための重要な素材になる。
 さらに、個人においても、ドキュメントとして表すことにより、現在の経過・内容把握を容易にする。 しかし、ドキュメントの内容がわかりにくい内容だったり、説明が不十分であると、作業に遅れをきたしたり、最悪の場合には、実際の要求と異なったプログラムが為されることもある。 なので、失敗を防ぐためには開発作業ごとに明確で分りやすいドキュメンテーションを作成することが重要である。

良いドキュメントの特徴
  @見ていて分りやすい(視認性が良い)
    →図式を基本としたもの
  Aここの工程において、用いられる手法を使い標準化する
    →どのようなシステムでも適用可能
  B全体と部分を構成しやすい
    →プログラムの全てを理解しやすい


(2)
  D=データ
  F=フロー
  D=ダイアグラム の略である。
  プログラムの開発工程において、要求分析の際に良く用いられる手法である。

効果
 ・利用者の現行業務をよく理解できる。
 ・システム上のデータのやり取りを明確にして、全体の基本的な作業の流れを図で表すことができる。
 ・作成者だけではなく、素人(ユーザ)にも理解ができる。
       →疑問や不足をユーザ側に指摘してもらえる。
       →完成度が高まる。
 ・全体像が見えるようになる。


構成要素

事例の名称を書くこと


・新しい事例を考えることが大切
・どう完成度を高めるかを考えよ!



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