4、解析手法の基礎
4、1、解析するための理論
(1)集合論・・・論理、演算
(2)級数論・・・周期的問題
(3)確率論・・・評価
(4)関数(双曲線)
(5)微分、積分(ラプラス変換、フェーリ解析)
(6)行列・・・連立方程式を解く
(7)ベクトル・・・座標、力学
(8)複素数・・・座標、力学
4、2、性能予測における注意事項
(1)コンピュータを過信しないこと
(2)ランダムな事実にも理論がある
(3)実験と組み合わせると解決することがある
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滝沢インターから東北自動車道の上り線に乗った車Aが、本線に入った時点での速度がV0、直線的に加速して速度V1になるまでの時間がτである。
その後は、ずっとV1で走り続ける。
一方、同じ本線を一定速度V2(<V1)で同じ方向に走っている車Bがある。
本線に入った時点でA、Bが並んだ時、Aが再びBに並ぶ時間Tと、滝沢インターからの距離Lを求めたい。
問題
(1)解析により、求める方法についで述べ、解答と場合わけした数式で示せ。
(2)シミュレーション(数値計算、逐次計算)によって求めるためのフローチャートとプログラムを示せ(C言語)
(3)V0=40km/h、V1=100km/h、V2=90km/h、τ=30secとする。A・Bが再び並ぶのは何秒後か。
解析シミュレーションで求め、比較し、Δtはどれくらいで計算するのが適当か答えよ。
(Δt=1、0.1、0.01、0.001)
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