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(9)パーソナルメディアとは何か?

2002,6,13 第9回


<1.用語チェック(3)>

今回の用語チェックはパーソナルメディア関連用語です。
聞いたことがある言葉は1点、人に説明できる言葉なら3点で計算してみましょう。
(以下は配布資料より)
1、beeper 2、おたく化現象 3、オフトーク通信 4、カウチポテト族
5、カプセル型人間 6、カラオケ 7、コントロール志向とコネクション志向
8、コンピュータゲーム 9、シカベル 10、ダイヤルQ2 11、チャット
12、テレフォン・ヒルモンド 13、テレホンカード 14、パソコン通信
15、パノプティコン 16、パーソナルメディア 17、ハメワザ
18、ファイティングゲーム 19、ファクシミリ 20、ポケベル 21、ホームテレホン
22、メディア化した自分 23、モニタ機能 24、移動体通信 25、監視社会
26、居留守番電話 29、携帯電話 30、携帯ガシェット 
31、個室的機能vs広場的機能 32、公開性=公共性vs閉鎖性=秘密性
33、黒電話 34、長電話 35、視線 36、自己離脱感 37、場所性 38、身体性
39、双方向性 40、脱コンテキスト化 41、中心志向性 42、伝言ダイヤル 
43、電子ブック 44、電子メール 45、電話の暴力性と脱暴力化 46、電話交換手
47、電話放送 48、同期生・非同期生 49、同報コスト 50、匿名性と親密性
52、発信電話番号表示サービス 53、不関与の規範 54、無線呼び出しサービス
55、郵便 56、用件電話vsおしゃべり電話 57、乱入モード

<2.プリント「メディアで表現力をどう育てるか」>

(以下は配布資料より)
子供の表現力を育てようとする議論の時代背景にデジタル映像系パーソナルメディア(マルチメディア・パソコン)がある。 この時代に育つ子供たち一人ひとりが「表現の革命」の恩恵を受けられるように導くことは我々にできるのだろうか。 インターネットは、閉ざされた教室や学校から外へ向けて情報発信することが可能な協力な表現ツールとなりうる。 インターネット利用に限らず、その基盤となるマルチメディア・パソコンの導入が、学校内外の自己表現活動を豊かにしていくことが期待できる。 しかし、テクノロジーの導入が表現力を育てるとは限らない。むしろ表現力の育成という観点からみると障害をもたらす時もあるようだ。 強力な道具だけに、使い方(使わせ方)を見極める必要があるだろう。 単なる技術的なノウハウに終始してしまうことがないようにしなければならない。 伝えたい、という欲求が表現上の工夫を動機づけるだろうし、さまざまな領域で伝えたいと思う体験を重ねることが 表現力を高め、表現者としての自己を磨くからである。

(参考文献)
「放送教育 1998.6」1998 p14-p17(特集 表現力とメディア、論説 鈴木克明)

<3.ビデオ「メールマガジン」>

個人の出版物がメールマガジンという形でネットをまわり始めた。 メールマガジンは発信者が見聞きしたことや、 自分が言いたいこと(あるメッセージ)を伝える場として利用されている。 発信者は発行の意図を明確にし、個性をもつことが大切である。 発信者の中に「メールの中なら yes と言える」という人がいた。 ある意味自分の本音(言いたいこと)を気兼ねなく言える場所だからなのかもしれない。 発信者が公表しない限り年齢や性別等の個人情報はわからないので どんな人が発信しているのかわからない。 毎回購読しているメールマガジンは実は隣の人が発信しているものだったとしても おかしくない話ですね。

<参考資料>
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