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←メディア論シラバスへ (6)マスメディアとは何か
2002,5,23 第6回1、用語チェック第2弾 聞いたことのある言葉なら1点、説明できる言葉なら3点で計算してみましょう。
1、1県1紙体制 2、5W1H 3、BS 4、CATV 5、CM 6、CS 7、ENGからDNG 8、HDTV
9、HiVision 10、NHk 11、NTSC 12、PALとSECAM 13、VHFとUHF 14、アイドル
15、アンカー 16、カタルシス 17、イエロージャーナリズム 18、カメラアングル
19、キー局 20、シールド法 21、ジャーナリスト 22、スクープ 23、スポット広告
24、ちょうちん記事 25、ディレクター 26、テレビ 27、ニュースの娯楽化
28、ネット局 29、パーソナリティ 30、ビデオ・ジャーナリスト 31、ピューリッツアー賞
32、プライバシー 33、プロデューサー 34、プロパガンダ 35、「ペンは剣よりも強し」
36、ホットメディアVSクールメディア 37、マスコミ 38、マスメディア
39、ムック 40、メディア・ミックス 41、「メディアはメッセージである」
42、メディアリテラシー 43、モンタージュ 44、やらせ 45、ラジオ
46、委託販売 47、音声多重放送 48、課題設定機能 49、過熱報道
50、活字離れ 51、企画力 52、記者クラブ 53、擬似イベント 54、虚偽
55、系列 56、検閲 57、誇張 58、公正の原則 59、抗議電話 60、構成案
61、高級紙と大衆紙 62、高尚文化 63、国民化メディア 64、再現
65、再販売価格維持制度(再販制) 66、雑高書低 67、雑誌 68、「三種の神器」
69、視聴率 70、自主規制 71、写真銃 72、社会の木鐸 73、受信料制度
74、出版 75、上意下達 76、情報操作 77、新聞 78、新聞休刊日 79、全国5紙
80、大衆文化 81、第4の権力 82、宅配制度 83、沈黙の螺旋仮説 84、通信社
85、定時放送 86、電子出版 87、電子新聞 88、比較放送 89、不偏不党
90、文字放送 91、編集 92、編集プロダクション 93、返品率 94、報道のタブー
95、放送禁止用語 96、放送三法 97、放送人 98、民放連 99、欲望の創出装置 100、捏造2、テレビ視聴における予知能力 テレビを見ていて先の展開がわかってしまうのは予知能力ではない。
テレビ番組の大半が「パターン」によってつくられているため、
先が読めてしまうのである。例その1:水戸黄門…悪代官と回船問屋が御用米の横流しの件で密談していると、なぜか必ず天井裏で風車の弥七が盗み聞きしている
例その2:日本レコード大賞授賞式…最優秀新人賞を獲得した歌手の、家でテレビを見ているはずの母親がなぜか必ず会場に来ている
例その3:土曜ワイド劇場…夏樹陽子や佳那晃子が、10時2分を過ぎると、なぜか必ずブラウスのボタンをはずし始める
(興味を持たれた方は下の参考文献を読んで見てはいかがでしょうか。)配布資料の参考文献
(ホイチョイ・プロダクション(1985)「OTV」ダイヤモンド社より)3、ディレクター修行と「構成」 番組の善し悪しは構成ができた段階で決まる。
取材が一通り終わった段階で、ディレクターは番組の構成要素を一つ一つ小さなカードに書き出し、 ああでもないこうでもないと順番を入れ換えつつ構成を決めていく。
そうして出来上がったパターンを見てみると、話の展開が見慣れたパターンであることに気づく。 これは視聴者側にもこれがあるパターン通りに展開していると感じる相似形をした想像力が働くためである。 「構成的想像力」とでもいうべき能力により受身の需要と主体的な再構成が並行して行われているのだ。 つまりわれわれはメディアに接しつづけている間に、対象をあるパターンのもとに発見的認識=構成 のなかに自分で組み込んでゆく作法を学習しているのだ。
(配布資料をまとめてみました。興味を持たれた方は下の参考文献を読んで見てはいかがでしょうか。)配布資料の参考文献
(浦、松村、宇佐美(1986)「感覚の近未来」新曜社)4、「テレマップ」を構成するもの 教室が変わる・学校が変わる 実際に紙に書かれているテレマップの構成を見て、その構成と実際に出来上がった番組ではどこが変わったのか確認。
ディレクターはゲストになんとか番組上言って欲しいセリフを言わせようとがんばる。(いわゆる誘導尋問のようなものでしょうか。)
ディレクターによって番組は緻密に計算されて出来上がる。
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