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粗いモデル化・自動販売機のモデル

【日付 2002.05.08】 【連載回数 第8回】

小レポート(2)提出日

自動販売機のモデル

コインで動く簡単なコーヒー自動販売機の動作をモデル化することを考える。
○60円はいったらコーヒーを出す。
○使えるコインは、10円、50円、100円だけ。
○お釣りは返さない。

このような問題には、入力(input)とそれに伴う状態の繊維(state transition)という考え方がてきしている。
なにもコインを入れていない初期状態から始まり、入力であるコインを入れるたびに自動販売機の状態が変化し、次第に最終状態に近づくと考えることができる。


精密なモデル化もできるが、単に状態を矢印でつないで示すこともできる。
このような図は状態遷移ダイアグラム(state transition diagram)と呼ばれ、
状態の変化が関係するような問題の分析や設計によく用いられるモデルである。

参考:講義プリント、スライド
教材配布ページ


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