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ガルブレイス(J.R.Galbraith)のモデル

【日付 2002.05.01】 【連載回数 第6回】

小レポート(1)提出日


Galbraithのモデル化:組織観

○状況適応理論(contingency theory)
 組織が置かれている環境との関係の中で組織構造を見ようとする立場に立ちながら、環境と組織の関係を情報処理能力という視点から眺め、情報処理システムとしての組織の在り方を考える。
 ガルブレイスは、組織の機能や構造を決定する基本的なファクタとして環境に対する情報の不確実性を考える。
 不確実性とは、ある問題を解決するために必要な情報量と組織が保有している情報量の差である。
 依存関係のを下記に図示する。


ガルブレイスの組織モデル



情報処理能力を高める組織構造

○機械的モデル
 ・組織内行動のルール化とプログラム化
 ・階層的な意思決定構造の導入
 ・下部階層に対する目標設定     など。

○情報処理能力の拡大
 ・垂直的な情報システムの機能強化
 ・タスクフォースのような水平的な問題解決機構の導入   など。
 →情報システムの支援が必要なのは明らか。データベースの利用情報ネットワークの利用

○情報処理量の削減


小レポート(2)
次について調べてまとめなさい

1、アルゴリズムという<言葉の定義を調べる

2、本学部で利用可能なソフトウェアやツールにはどんあものがあるか。
 また、それらはどんな問題解決のために利用できるか。
A4用紙1枚 学籍番号、名前記入
提出日:5/8(水)1限授業時


参考:講義プリント、スライド
教材配布ページ


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