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専門英語V(第2回)

2001.10.11 第2回
Movie:Rush Hour2(訳)

[屋内。香港のナイトクラブ。夜。リーが、ロサンゼルスからやってきたカーターをナイトクラブに連れ てくる。カーターはステージでマイケルジャクソンの歌を歌うが、リーが彼を止める]

Carter: リー、この連中に気に入られたぜ。こっちも来いよ。

Lee: ステージから降りろ。

Carter: イカレてんのか?俺はスターだ。この連中にとっちゃ神様よ。こっちに来て確かめてみな。

Lee: ここはギャングのバーだ。おとり捜査をしているんだ。

Carter: うそついてたのは知ってたぞ。やっぱし、うそついてたな。

Lee: すまない。カーター。

Carter: この嘘つき。

Lee: リッキータンを探しに来た。目立たないようにしなけりゃならない。

Carter: 目立たないようにだと?なに言ってんだ。おまえにバーのガサ入れの仕方を教えたのは誰だった?

Lee: こいつらはトライアッドのメンバーだ。中国で最も危険なギャング団だよ

Carter: そんなことで俺がビビると思ってんのか?俺様はロサンゼルスから来たんだぞ。俺たちがギャングを作ったんだ。そのバッジを貸せ。
(リーの警察バッジを取ろうとしながら)やり方を教えてやらぁ、ガサ入れの仕方を・・・。

Lee: だめだ!お前は民間人だ。香港じゃ、俺がマイケルジャクソンで、お前はトトだ。

Carter: ティトのことか!トトは昨日晩飯で食ったやつだ。いいから、そのバッジをよこせ。よこすんだ。
(カーターはリーからバッジを奪い取ると、ステージに上がる。)

Carter: (ナイトクラブにいる全員に)ようし、よく聞け!
(カーターが広東語で何か言う)

Carter: 今すぐにだ。
客たちはただ彼を見つめている。カーターはリーのところに行く。リーはステージの脇に立っている)

Carter: 俺今何て言った?

Lee: みんなに、サムライの刀を手にとって、尻の毛を剃れって言ったんだ。

Carter: ほんとか?

Lee: ああ。

Carter: こっちに来て、俺の言うことを通訳してくれ。

[屋外。ヨット・後部甲板。夜。リーとカーターがリッキータンに会いに来る。]

Ricky: リー、お前が来ると思っていたよ。相棒には中で待ってるよう頼んでもらえないかね。

Carter: やだね。おれはどこにもいかないぜ。

Lee: いいんだ。

Carter: お前を一人きりにはさせないぞ。リー。

Lee: 大丈夫だよ。

Carter:マジで?

Lee: ああ。

Carter:上にいるからな。
(カーターが去る)

Ricky: みんながなんて言ってるか知っている。俺はアメリカ大使館を爆破していない。そんなに 愚かじゃない。しかし、うちの連中の誰かがやっとと思う。敵が俺をハメようとしているのさ。今、 トライアッドは内紛が起こっているんだよ。今回は負けるかもしれない。お前の親父さんがまだ生きていたら 、彼にアドバイスを求めているだろう。

Lee: やめてくれ。

Ricky : リー。本当にお前の助けが必要なんだ。他の誰も信用できない。

Lee: どうしてそいつらが税関の捜査官を殺したのか教えてくれ。

Ricky: お前の必要な情報はすべて提供するが、今すぐ俺を香港から脱出させてくれ。

(次回はトゥームレイダー)

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