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情報環境論で学ぶこと
【2001.10.5】 【第1回】
グループウェア(Group Ware)、CSCW
- 共通の仕事や目的を持って働くユーザグループを支援し、共同作業環境へのインターフェースを提供するコンピュータシステム(Clarence Ellis)
- コンピュータと通信技術を用いた協調活動の支援(Robert Johansen)
例)「本を書く」という仕事について考えると次のようないくつかの作業を繰り返しています。
- ワープロによる草稿
- E-Mailによる草稿の送信
- 〃 受信
- コメントの記入
- 〃 送信
- 電話等による細部の打ち合わせ
- 草稿の変更
上記の「本を書く」という仕事(タスク)で、どんなことが行われているか、個人作業の部分とコミュニケーションを利用する部分とで分けて考えてみると・・・
個人作業の部分(操作)
- 作業部分へのアプリケーション割り当て
- アプリケーションび種類の決定
- 利用方法の決定
コミュニケーションを利用している部分(利用)
- 作業部分へのアプリケーション割り当て
- アプリケーションの種類の決定
これら上記二つのような、操作や利用といった部分を利用者が意識しなくても済むように隠す(支援する)のがグループウェアである。