情報システム構築学のツボ
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第18回:例題−酒類販売会社の在庫管理システム
例題−酒類販売会社の在庫管理システム
ある酒類販売会社の倉庫では、毎日数個のコンテナが搬入されてくる。その内容はビン詰めの酒で、1つのコンテナには10銘柄まで混載できる。扱い銘柄は約200種類ある。倉庫係はコンテナを受け取りそのまま倉庫に保管し、積荷票を受付係に受け渡す。また受付係からの出庫指示によって内蔵品を出庫することになっている。内蔵品は別のコンテナに詰め替えたり、別の場所に保管することはできない。空きになったコンテナはすぐに搬出される。
さて受付係は、小売店から毎日数十件の出庫依頼を受け、その都度倉庫係へ出庫指示書を出すことになっている。出庫依頼は出庫依頼表によるものとし、1件の依頼では、1銘柄のみ指定できる。在庫がないか数量が不足の場合には、その旨を依頼者に電話連絡をし、同時に在庫不足リストに追加される。そして、当該品の積荷が必要量あった時点で、不足品の出庫指示をする。また、空になる予定のコンテナを倉庫係に知らせることになっている。
積み荷票、出庫依頼表、出庫指示書、在庫不足リストには、それぞれ以下の項目が記述されている。
- 積み荷票:コンテナ番号、搬入年月日、内蔵品、数量
- 出庫依頼表:品名、数量、送り先名
- 出庫指示書:注文番号、コンテナ番号、品名、数量、空コンテナ搬出マーク
- 在庫不足リスト:送り先名、品名、数量
このとき、
- この管理システムのイラスト
- DFDにおける最上位のモデル(モジュールはひつとのみ)
- DFDをトップダウンで下位のモデル
を表す。(課題として提出したので、ここの部分のアップは次回以降)
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