←ヒューマンインタフェース シラバスへ
←講義のツボメニューへ

ヒューマンインタフェース概論(4)

― 出力デバイス ―

【2001,10,24】【連載回数 第4回】


5感
・視覚 … 体が動く
・聴覚 … 体が動く
・触覚 (体性感覚)
― 視覚だけで95%を占める。
・味覚
・嗅覚
― この2つは出力デバイスにならない。

― 視覚出力 ―
1. 2次元表示
・光の3元色()により色を表示
・点の密集で、面,線を表示

○2次元ディスプレイの基本特性
・濃度(輝度、コントラスト、階調、色数)
・空間特性(画素数、画素密度、解像度、画角、大きさ)
・時間特性(ちらつき、リフレッシュ、時間追従性)

■表示装置の種類
・ブラウン管(CRT表示) … TV、一般コンピュータ
・液晶パネル(LCD表示) … ビデオカメラ、投影表示機器
・プラズマディスプレイ(POP表示) … 展示用機器、壁掛けTV
・LEDアレイ(発光ダイオード) … 電光掲示板(公共用、屋外用大型画面表示)
・機械式ディスプレイ … 大型表示板(競技場、広告塔など)
・光ビーム走査 … 各種イベントでの映像表示

2. 3次元表示
(A)立体感の再現
        心理的要因(遠近法、明暗、遮蔽)
        生理的要因(両眼視(輻輳角、両眼視差)、単眼運動視差)
― 遠近法 … 認知 ← 多義的、あいまい
*RDS(ランダムドットステレオグラム)がでてきてから、立体感の再現は心理的要因より生理的要因のほうが重要だとわかった。

■両眼立体視法
(1)左右分離表示
(2)左右像のコード化表示
(3)左右時分割表示
(4)多重画像表示
*(1),(2)はモニターを2台、(3),(4)はモニターを1台使用。

頭の中に立体が再現される ← 実際に立体のモノがあるわけではない。

(B)立体の再現
(1)ホログラム表示
     ― 立体の表示(光の反射を再現)
     ― 視点によって画が変化する(左から見ると怒った顔、右から見ると笑った顔に見えるetc..)
(2)空間走査型ディスプレイ
     ― 残像を利用(2次元の表示がされているものを左右に振ると残像で図形などが見える)

(C)視覚的臨場感
        広い視野、奥行き感、高精細度


********************レポート ********************
※出力デバイスが途中で終わったのでありませんでした。


←ヒューマンインタフェース シラバスへ