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ATMプロトコルアーキテクチャ
【2000.11.2】 【第10回】
6-3.ATM プロトコルアーキテクチャ
AAL3/4
・AAL3は、関係に対応させたパケットデータを支える。・収束副層→最大65,535バイトのパケットサイズを受け取る。・それから、再組み立てを目的に、パケットにヘッダとtrailerを加える。・そして、44バイトずつ分割し、SARに送る。・セグメント化および再組み立て→44バイトのデータと、2バイトのヘッダ、2バイトのtrailerを受け取る。その結果、48バイトのデータがATM層に送られる。
AAL5・AAL5は、CSとSARに分けられた機能を持っている。ヘッダは、送るアプリケーションの上の層に既に含まれている。・収束副層→上のアプリケーションから最大65,535バイトのパケットサイズを受け取り、8バイトのtrailerを加える。・48バイトずつ分割し、SARに送る。 ・セグメント化および再組み立て→CSから48バイトのデータを受け取り、いくつかの処理なしでATM層に送る。
ATM層・ATM層は、routing,switching,traffic management,multiplexingが備えてある。・これは、AAl層から48バイトのデータを受け取り、5バイトのヘッダを加え、53バイトセルを作る。
ATM交換・ATM交換は、switchingとmultiplexingの両方を供給している。・switchingは、スイッチテーブルを基盤にしている。・スイッチテーブルは、Permanent Virtual Circult(PVC)ネットワークからのハードウェアを実行し、Switched Virtual Circult(SVC)ネットワークからRAMに格納される。・switchingは、他のVPIを使ってどれかのVirtual Path(VP) switching を供給するために設計された。・また、Virtual Path switching とVirtual channel switchingの両方を、Virtual Path and Channelと呼ばれる。・VPCは、VPIsとVCIsの両方が使える。
物理層・光学変化するための伝達媒体やencodingやelectricalを表わす。・物理層のために標準化はされていない。例えば伝達媒体は、より対戦ケーブル、同軸ケーブル、ハイバーケーブルなどどれでも使える。
7.OSIモデル
・ISOは、ネットワーク通信の全ての外観を覆う標準モデルを作った。・このモデルは、Open System Interconnection (OSI)と呼ばれる。Open Systemは2つの違うシステムが通信できるようにするプロトコルの集合である。・OSIモデルは、プロトコルではない。ネットワークアーキテクチャの設計したり、理解したりするためのモデルである。
7-1. モデル
・このモデルは、ネットワークの設計を可能にする7つの層から構成されている。
層にされたアーキテクチャ 例)メッセージが装置Aから装置Bに贈られる場合。・このメッセージは多くの中間のノードを通って伝わる。下の3つの層は、これらのノードと関係がある。・ネットワークの関係のある機能は、層で分類される。違った層は、違ったグループの機能を持っている。
Peer-to-peer Process ・1つの機械では、それぞれの層が、すぐ下の層のサービスを呼び出す。・1つの機械のX層は、他の機械のX層と通信する。
層の間のインタフェース ・層との情報の通過は、インタフェースによって可能である。 ・それぞれのインタフェースは、その層が上の層のためにどんなサービスを供給しなければいけないのか定義する。
層の組織 ・7つの層は3つのグループに分けられる。(1)1、2、3層・・・この層は、1つの装置から他の装置へのデータの動きを支える層である。
(2)5、6、7層・・・この層は、ユーザやアプリケーションを支える層である。(3)4層・・・この層は、上の2つのグループをつなぐ。
7-2. 層の機能
物理層 ・これは、2層からのビットの流れを電磁波信号に変更し、媒体によって送る。・次のことを良く考えなければならない。1、lineの外形:point-to-pointかmultipoint 2、データ伝達方式: simplex, half-duplex, full-duplex 3、Topology, Signals, Encoding, Medium
データリンク層 ・この役割は、エラーなしで1つの層から次の層へデータを伝えることである。 ・3層からデータを受け取り、エラー時の処理を含むヘッダやtrailerにビットを加える。 <データリンク層の主な役割>(1)Node-to-Node転送(2)Addressing : この層に加えられたヘッダやtrailerは、最近のノードや次のノードの物理的アドレスに含まれる。 (3)アクセス制御: データリンク層は、どの装置に制御を持つかを決定する。(4)データの流れ:データの伝達の制御の率。(5)エラーhanding:もし、エラーがあったらデータは送れない。
ネットワーク層 ・これは、送信から受信のパケットの配達の役割である。 ・これは、transport層からデータを受け取り、ヘッダ(送信・受信のアドレス)を加える。そして、データはデータリンク層に送られる。 ・転送の間、送信/受信のアドレスは変わらないが、データリンクアドレスは変わる。