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人間の関わりの階層化

【2000,12,22】 【連載回数第7回】

コラボレーション
何かを生み出す目的を持った人間同士の関わり
コミュニケーション
→相手との情報のやりとり
バーバルコミュニケーションーコミュニケーションツール
ノンバーバルコミュニケーションーアイコンタクト
→種類
フォーマルコミュニケーション
インフォーマルコミュニケーション
アウェアネス
(コミュニケーション可能な)相手への「気付き」
相手の行動意図への「気付き」視線、ジェスチャー
コプレゼンス
物理的(空間的)に同じ場所にいる
→バーバル情報(口頭
言語、文字、図等
言語的(記述可能)な情報
→ノンバーバル情報
表情、視線、アイコンタクト、ジェスチャー等
言葉にできない情報
→フォーマルコミュニケーション
前もって予定
一方向
定まった参加者
決められた議題貧弱な内容
フォーマルな言語と記録
→インフォーマルコミュニケーション
偶発的
双方向
ランダムな参加者
その場で決まる議題
豊富な内容
インフォーマルな言語と記録

相互作用支援システムの分類(Kraemer&Pisonneault,1990)
A:グループのコミュニケーションを支援するシステム
(Group Communication Support System)[GCSS]
グループにおけるコミュニケーションの障害と取り除く
・情報の管理(データの貯蔵と再生
・表現化(大画面におけるプロット化、グラフ化)
・アイディアの集積
1、ネットワーク上のコミュニケーションをいかに対面集団の自然な
コミュニケーションに近づけるか
・ノンバーバル}
視線、ジェスチャー、臨場感(サイズ、距離、音場)、共有スペース
・アウェアネス}
2、工学的な介入により、コミュニケーションの室を実世界でのコミュニケーション以上に
高めることができるか

B:意思決定を支援するシステム
(Group Decition Support System)[GDSS]
グループの意思決定過程自体を何らかの形で直接的に
制御するシステム
1、規範的な意思決定モデルに基づきグループの
意思決定過程を構造化(まとめる、分かる形にする
gIBIS
2、グループにおける交渉のプロセスを制御、支援
討議、議論支援システム、タスクコーディネーションシステム

レポート
「アウェアネス」をキーワードとしている論文、研究会の原稿)
を3つ読んでまとめる、論文本体をまとめたもの
A4 1〜2枚
授業で取り上げたもの以外
「コプレゼンス」→「テレプレゼンス」、「テレイグジスタンス」
「バーチャルリアリティ」のうち一つ

1月11日まで
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