←講義のツボメニューへ
case study - オンライントランザクション処理
2000.01.15-5 第22回
- ケーススタディ
- オンライントランザクション処理
- ケースストーリー
旅行代理店のB社は飛行機の発券をシステム化することにした。
システムの概略は以下の通り。
まず、客に名前・搭乗年月日などのデータ(以下、顧客データとする)を聞き、予約システムに入力する。予約システムはフライトデータベースにそのフライトが存在するかかどうかを調べる。もしなければ、前後の日を表示し、それでもなければ、フライトがないというエラーを予約システムに返す。あった場合、予約システムは通信回線を用いて、空席状況データベースによって空席があるかどうか調べる。そして、席があるもののみ、運賃データベースから運賃を調べ、フライト案に付加する。そのとき、エコノミー、ビジネス、ファーストのそれぞれの運賃を調べる。
そして、予約システムは1が面に一つのフライト案を出力する。そのなかに搭乗するフライトがあれば、エコノミー、ビジネスファーストの選択を行う。なければ、次のフライト案を表示し、そのフライト案しかない場合は、もうフライト案はありませんと返し、最初のフライト案か、顧客データ入力画面に戻る。そして、座席クラスの選択をする。もし、すでに満席のものを選択すると、満席ですと返す。
そして、席があれば選択をした直後にもう一度、空席確認データベースに席があることを確認し、もし、満席になっていれば、満席になりました、と返し、満席になっていない場合は。空席状況・予約データベースの更新と、航空チケット・請求書の発行を行い、請求資料台帳の更新を行う。それによって、システムは終了する。
- このケースのDFD

課題
条件分岐網羅基準とは、どんなテスト方法か。目的、テストケースなど例をあげて説明せよ。