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第5章CPU管理とプロセス

【2000、6、23】 【第21回】
今回は、第5章のCPU管理とプロセスについて学びました。

プロセス
・プロセスの実体はプログラム → 実行に必要な様々なものがある。
・プロセスは完全に独立している。

PCB ……… プロセスを制御するためのいろいろな情報が集まったもの。
ディスパッチ …… 分配する。(CPUを分配する)

[テキストの設問1]
プロセス数とCPUの個数はどのような関係になるか。
・プロセスの数が多いほうがよい、そうしないとCPUが遊んでしまう。そして、CPUの数だけプロセスが存在しなければならない

*多重プログラミングの数にプロセスは相当する。

[口頭の設問]
どのくらいCPUの数を増やせるか
・あまり増やせない。
(2つ以上のCPUが同じメモリにアクセスする可能性がり、どちらかのCPUが遊んでしまうから増やせない)

多重プログラミングの原理
・プロセスの切り替え
・タイムスライス…… 時間で区切る
→ 科学技術計算の場合には入出力をたくさん使う場合に使うプロセスである。

[テキストの設問1]
実行できるプロセスがないとき、CPUはどうなるか。
・遊んでしまう。

[テキストの設問2]
タイムスライスとは何か。また、何故それが必要か。
・時間を決めてCPUのプロセスを切り替えること。
理由 → 長い処理のプログラムだと、他の処理がいつまでたってもできないため

プロセス制御ブロック(PCB)の内容
・プロセスの一意名(プロセスID)
・プロセスの状態 ・他PCBへのポインタ
・プログラムカウンタ ・アドレス空間情報
・レジスタ ・割当資源の管理情報
・親プロセスへのポインタ ・時間管理情報
・子プロセスへのポインタ ・次のアラーム時間
・優先度

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