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第3章コンピュータとオペレーティングシステムの歴史

【2000、6、13】 【第18回】
今回は、UNIXについて学びました。

UNIX
・1969年にベル研究所で開発開始
・1972年に世の中に出てきた
・1978年に強化開始
・1979年、AT&T IS部門で商用化開始
・フィンランドの学生がLinaxを開発

Multicsを継承しているので、木構造のファイルシステムプロセスがある。

UNIXの特徴
[テキストの設問1]
なぜ開発にC言語を用いたのか
・ポインタ、構造体を使える
・bit操作がしやすい

[テキストの設問2]
ソースプログラムを公開するとどんな効果があるか
・いろんな機種で動かすことができる(コンピュータに依存しない) → ソースを変換する
・誰でも改良でき、新しい機能をつけ加えられる → どんどん発展していく

[口頭の設問]
なぜPL1を使わなかったのか
PL1は欲張りな言語だった(COBOL、FORTRAN、アルゴンの3つの機能を持っていた)

プロセスとマルチユーザ
ユーザプロセス → ユーザが行っているプロセス
システムプロセス → ユーザの為に行っているプロセス

[テキストの設問1]
システムプロセスとユーザプロセスの間の通信はどのように行うのか
システムコールの機能を使う

入出力の標準化
プロセスの中で、出力の特殊ファイルに対して特別な命令でやる
プログラムをいじる必要がない

[テキストの設問1]
入出力の標準化がないとどんな不便なことがあるか
プリンタに出すときと、磁気ディスクに出すときでプログラムを違くしなければならなくなる

シェルの概念
UNIXには、ファイルシステムがなければならない。
シェル = コマンドインタプリタ(インタプリタ = 通訳)

例)ユーザは端末から、コマンド(指令)を送る
ユーザ → エディタを使いたいという要求
シェル → 呼び出す

シェルはUNIXではユーザごとに設定できる。
自分用のコマンドが設定できる。

パイプの概念
パイプは見えないところで、プロセス同士をつないでいる

[テキストの設問1]
パイプがないときはどのような方法を用いるか
間にファイル(メモリ)を用意し、そのファイルに書き込んだものを読む。
プロセス同士がどのファイルにするかというのを意識しなければならない(面倒)

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