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第3章コンピュータとオペレーティングシステムの歴史

【2000、5、26】 【第13回】
今回も前回の続きの基本ソフトウェアの萌芽期について学びました。

CTSS
・TSSと一つのバッチジョブの実行
・両立は可能
・機種はIBM7094、MITで開発
・多重プログラミングはしない(この技術はこの時代では難しいい)

Atlas
・1960年前後(CTSSと同じ時期)に、バッチ処理用として開発
(アメリカとイギリスで開発競争をしていた。)
・スプール機能
・システムコール(割り込み命令)
システムコールによって処理を要求する。
(1969年頃にUNIXの開発が始まった、うまくシステムコールを使われている。)

OSのプログラムは一つ
ユーザのプログラムは複数 → 割り込みをしないと困る

[テキストの設問1]
スプールとはどういう意味か?
つながっている周辺機器を同時に動作させる。

[口頭の設問]
ユーザの典型的な要求はなにか?
入出力要求

割り込み
・割り込みが発生すると、割り込み処理プログラムが実行される。
・割り込みは、システムコールや入出力の完了、タイマなどで発生する。

ページ方式
*** 非常に重要な方式 ***
連続したアドレス(原則)
・一定のページに分割して(1kbit、4kbit)フレームとページのおおきさはピッタリ会わせるようにし、 メインメモリ上のページが理論的につながっていればよい。

[テキストの設問1]
ページ方式の利点は何か?
メモリの連続性が必要ない

[テキストの設問2]
ページとフレームの対応はどのようにつけるか?
ページ番号とフレームの対応表がが必要

オンデマンド(要求時)ページング
実行したいプログラムがメモリ上になければ、入っているプログラムをページアウト して、必要なフレームにはめこみたいプログラムをページインする。

[テキストの設問1]
ページインが急に多くなったらどうなるか?
入出力が多くなりシステムが進まない

[テキストの設問2]
ページアウトされるのはどのようなページか?
あまりいままで 使われてなかった命令

*** 仮想記憶を実現するのに重要である。***

連想記憶
→ まさにハードウェア
あるデータを瞬間的に探すのに重要

[テキストの設問1]
連想記憶は高価であるか。なぜか?
メモリと論理回路(ハードウェア)で作られているから高価。

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