オペレーティングシステム論シラバスへ
←講義のツボメニューへ
OS論のファイルをダウンロード
ユーザ名:os
パスワード:掲示板を参照

第3章コンピュータとオペレーティングシステムの歴史

【2000、5、23】 【第12回】
今回は基本ソフトウェアの萌芽期について学びました。

基本ソフトウェア(OS)の萌芽期(1956〜1965年)
keyboradによる操作の自動化
1955年FORTRAN言語、FORTRANモニタ計算機がjobを行っているのを監視する。
OSが使われる前はモニタという言葉が使われていた。
→「モニタからOSへ」
だが今では、時代の流れにより化石に近い状態になっている。 それはユーザーが全くいないわけではなく利用はされているが、 昔ほどではなくなっている。
formula=数式
translation=変換
数式を機械語に変換するという意味を持つ。
世界初の高水準言語であり、アメリカのIBMが開発した。
機械語のあるグループに対応している。
高水準言語の特徴は何か??
・人間に都合のいいように作られている。
・人間が使おうとするとアセンブラより楽である。

1962年SOS、IBSYS(OSの固有名詞)
1960年CTSS(タイムシェアリングシステムの元祖)
1960年前後Atlas(英国)

SOS(SHARE operating system)
SHARE=IBMのユーザー団体
ユーザー団体は何故必要か?
・ユーザーからいろいろな情報をもらう。
・ユーザーを他の会社に取られ客を逃がさないために。
・客同士で情報交換をして提供しあい、商品に反映させる。
→ユーザーとメーカーの2人3脚
力のある団体はアイディアをメーカーに提案する。

入出力制御システム(IOSC)
OSで重要な働きをする。
出力に関して標準化
入出力の仮想化
→ある決められたものに一度出力し、あとはそこから決められたところに出力する。
入出力装置とはどことどこの間のデータのやりとりか?
メインメモリとディスプレイ、メインメモリと何かという間のデータのやりとり。
入出力割り込みとは何か?
[例]入出力が終わったことをCPUに知らせる。入出力装置の誤り検出と対処。

バッファリング
割り込みが帰ってくる→データの間違い転送の可能性→このような情報を付加してくれる
一時的にデータを入れること。
直列処理と並列処理があり、並列処理の方が入出力をまたずに次に進めるので入出力の能率があがる。

デバッギング
プログラムの誤りには、文法的なものと、論理的なものとがあるが、両者を説明せよ。
文法的な誤り→検出できる(コンパイラで)命令綴りの間違いなど。 論理的な誤り→文法的には間違いはない。しかし実行すると結果が違う。(処理に関して間違いがある)
[例]1とi、アルゴリズムの間違い
罠とは何か?
割り込みのことである

IBCYS
スケジューリングの対象は何か?
jobを上手く組み合わせて実行させるもの。
モジュール化
分担開発が可能である。
○難点=相手が最終的に見えない

OS論のファイルをダウンロード
ユーザ名:os
パスワード:掲示板を参照
←オペレーティングシステムシラバスへ