VDT障害 【Visual Display Terminal Syndrome】
<定義>
コンピューターやワープロなどのVisual Display Terminal(VDT)(簡単にいえば画面)を操作する人にあらわれる健康障害 。
<解説>
統計的に、VDT労働は一般の事務の労働にくらべると4〜5倍も多く 精神的不調を訴えるそうだ。
ストレスの原因はVDT労働が職場の合理化、省力化、生産性の向上を 目的としているため、
労働密度が高まり、強度の肉体的、精神的緊張感をうみだしている ことにある。
更に、VDTにうつしだされる文字は「ちらつき」をともなうため疲労 をよびおこし、
文字を追う作業は 心理的に焦燥感を高めることになる。
主な症状は次のとおり。
●目が疲れる
●頭痛
●肩がこる
●指や腕がいたい
●夜、眠れないなどのウツ状態
<参考文献>
「全予測?90年代の日本」 (出版:三菱総合研究所)
担当:中嶋