学習活動 | 留意点 | |
導入(5分) | 1 下のWebサイトにあるアプレットをプロジェクタやモニタに映し出す。
2 これを使って全員で賭けを行う。スタートはシャッフル状態で、ゴールは処理終了。交換法、選択法、挿入法の中で、どれが一番早くゴールできるか。 |
1 これはさまざまな種類の整列法の処理経過を、人間の目に見えるようにしたもの。
2 「賭け」という言葉を使ったのは、先生に質問されたときの「はずしてはいけない」という心理を無くすためである。実際に何かを賭ける必要はない。 |
展開(40分) | 1 1つの方法につき2分弱の時間がかかるため、途中に解説を入れる。
・青の線が現在注目している値で、赤い線が交換を行ったところ ・選択法は本当に一つずつ処理している。一番短い線を探して、それを上と交換するだけ。 ・交換法は、短い線に注目していると本当に泡のように見える。 2 資料[14]を配布して書いてもらう。 |
1 結果は挿入法が一番早く終わるはず。交換法などは整列し終わってもなかなか終了しない。
2 今回の勝因・敗因は何か。それぞれの特徴をふまえて答えよ。というもの回答例は資料[15] |
まとめ(5分) | 提出物を回収して整列の授業は終わり。最後にクイックソートの実行を生徒たちに見せて、「こういうトリッキーなアルゴリズムも組めるようになる」と言って次への引きとする | 提出物は展開2で配布した資料[14](今回の勝因・敗因)。
返却は後日。一言添えておくと喜ばれる。 |
http://www.venus.dti.ne.jp/ipu/users/ishiiro/E/trashar/sortindex.html
「ソートアルゴリズムの様子を目で見る 〜 Javaアプレットによる
〜」より