正規化学習シート
- 非正規形
関係データベースでは、項目の値に繰り返しがあったり、複数の項目からなる複合値であったはならない。この条件を満足していない時、非正規形であるという。
- 第一正規形
表の中に繰り返し項目を1つも含まないものを、第一正規形という。
問題1:上の非正規形の例を第一正規形にしてみよう。

ヒント
- 非正規形のレコード様式は、「商品コード、数量、単価」のグループに繰り返しがあるため、これらのレコードを複数レコードに分よう。
- 単純に分けると、伝票番号との関連がわからなくなるため、分解するときは、主キーを設定しよう。
- 第二正規形
第一正規形で、かつ、主キー以外の属性が主キーに対して完全関数従属となるものを第二正規形という。第一正規形を得るときに連結キー(伝票番号+商品コード)が発生することがあり、連結キーについて部分関数従属となることがある。このとき、さらに分解して第二正規形とする必要がある。
問題2:第一正規形を第二正規形にしてみよう。

ヒント
- 数量は伝票番号と商品コードと組み合わされてはじめて特定できる。
- 単価は、同一商品について同一価格という設定ならば、商品コードから導くことができる。
- 第三正規形
第二正規形で、かつ、主キー以外の属性の間に推移関数従属の関係がないことを第三正規形という。
問題3:第二正規形を第三正規形にしてみよう。

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