【 全体の目次 】

【 ←前に戻る この章の目次 次に進む→ 】

練習問題2:平均のズレはどのくらいか


ワクワクドナルドとモグモグの平均点はそれぞれ、75点、79点、と出ました。この平均値のズレに、有意差が認められるかどうかを調べます。

そこで、平均値のズレを、平均の差を表わす統計量に換算して、どのくらいズレているのかを見ることにしてみましょう。

この場合、平均の差を表わす統計量は「t値」と言います。そして、次のように計算します。

〜t値の公式〜

二条件のうち、一つをA条件、もう一つをB条件とすると、

で、計算されます。

今の女子高生の平均点を例にとってみると、

ワクワクドナルドの平均点:75

      分散:36.67(36.6666…)標準偏差:6.06(6.0553…)

モグモグの平均点:79

      分散:37.33(37.3333…)標準偏差:6.11(6.1101…)

データの個数:15

になっています。

これを公式に代入します。

標準偏差の二乗は分散のことなので、ここでは分散の値をそのまま公式に代入します。

t値は・・・

終わったら答えをみる