そこで、さっきの正規分布をもう一度みてみましょう。
オレンジ色の部分に68個おさまっています。 さっきは、標準偏差±1個分の範囲のなかに68個がおさまりました。
ではそれを標準偏差一個分ではなくて、もっと大きな標準偏差でとってみましょう。
標準偏差を1.96倍した範囲をだし、その分布を調べると・・・実は、95%の度数がその中におさまるのです!
これを使えば、大体の人(100人のうち95人)が食べる本数が分かります。 ----マメ知識---- なぜ、標準偏差で、68%、95%が決まるのかというと、正規分布を平均値を中心に標準偏差をとっていき、積分をとって各々の面積を計算すると、標準偏差1個分が全体の面積の約68%、標準偏差1.96倍分だと約95%、という結果がでてくる、という計算に基づいているのです!微積が得意な人はやってみましょう!
計算しよう