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答え2(10日間のSD)


10日間の平均値は  50.02

    標準偏差は  1.75(1.7548…)

ここで、たった1日分と5日分と10日分のサンプルの標準偏差ではどのくらいの違いが見られるか、比べてみます。

数値で比べるとこうなります。

1日分

5日分

10日分

平均値

49.2

50.04

50.02

標準偏差

1.78

1.92

1.75

分かりやすくグラフで分布をみると・・・

<このグラフから、読み取れることは・・>

10日分の分布----平均値を中心にとがった出っ張りがでています。左右対称で、正規分布に近い形です。

5日分の分布-----10日分に形は似ていますが、凸が低く、裾のほうがガタガタで左右対称ではありません。

1日分の分布-----度数がばらばらで、正規分布には程遠い形です。

<ポイント>

たくさんのサンプルデータをとると、その度数分布は正規分布に近づくことがわかります。

では、正規分布は何の役に立つのでしょうか?

正規分布が何に役立つのか