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これを使おう


データのばらつきをみるためのものとして分散と標準偏差があります。

これを使えば、わざわざポテトを並べなくてもその散らばり具合が分かるというわけです。

--分散と標準偏差--

分散と標準偏差は、データが平均値を中心にどのくらい散らばっているのかを示します。

分散は・・・それぞれの値から平均値をひいた値を二乗したものを足して、データの数で割る。

になる。

(簡単な公式を知りたい人はここをクリック)

例:図で表わすと・・・

モグモグバーガーの場合

ポテトの場合は、下のように計算すればよいわけです。

しかし、分散ではデータを二乗しているため、このままでは本来のデータと単位がそろいません。

そこで、平方根をとって、もとのデータと単位をそろえなければいけません。

こうしたものが、標準偏差になるわけです。

また、標準偏差はSDと表わすことが多い。

分散・標準偏差は、平均値から各データまでの距離の平均を表わしています。 

分散が大きければ、散らばりも大きい。

分散が小さければ、散らばりも小さい。

ということになります。

計算してみましょう