第七回講義

言語コミュニケーションについて

人間コミュニケーション行動
　言語的側面　言葉　→　話す・文字
　非言語的側面　→　身振り・手振りなどなど

1. 人間の言葉の特質
   • 言語の柔軟性
     恣意性　言葉には意図的に意味を結び付けなければならない
     非恣意性　擬音語、擬声語
     新しい語意を自由に導入できる。
   • 二重性
     二重階の構成原理がある
     音（音素）を組み立てて意味の最小単位（形態素）を作る
     形態素を組み立てて文を作る
   • 生産性
     恣意的に意味を与える・組み合わせて文を作る
     →どんなことでも伝達可能
     　　・誰も発話した事のないもの
     　　・まったく新しい事態
2. 言語を使ったコミュニケーションの道具
   • 音声
     文字よりも古い歴史
     文字言語よりも広い範囲を伝える
     会話での身体的エネルギーが少ない（耳と口だけ）
     非言語的要素を入れやすい
   • 文字
     省略・・・・　テスト出るような話を
     音声と比べればわかるよねと・・・

指示的コミュニケーションと協応過程

言語コミュニケーションでは
　話し手と聞き手の間で共通基盤が必要
　その基盤に基づいて指示と妥協を繰り返す
伝えたいこと・そのときの基盤　←　このプロセスを協応という

対人関係と表現

• 言語の役目
  情報の効率のよい伝達
  対人関係の調整　→　表現が大事
• コミュニケーションにおける体面の侵害
  体面
  　負担を課さずに自由に行動する権利（消極的な体面）
  　自尊の感情（積極的な体面）
• 相手の体面が侵害されたとき
  話し手は言語面で配慮が必要
  　話し手　間接的、冗長になる
  　聞き手　表現の背景を知ろうとする、それを仮定して真意を探る

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