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マルチメディアネットワーク

【2003/07/18】【 第27回】


<本日の講義内容>
         
              マルチメディア符号化技術
              ディジタル符号化圧縮技術
              ディジタルアーカイブのための圧縮技術
              期末試験について


マルチメディア符号化技術

マルチメディア符号化技術とは

・マルチメディアを構成するオーディオ、ビデオ、グラフィックス、テキストの符号化技術
・↑はつまり、アナログ <-> ディジタル間の変換技術のこと
・そのうちのひとつに圧縮符号化技術がある
目的


-- キャプチャリングのため -- 転送のため -- 表示のため -- メディア統合のため -- 情報の蓄積のため
符号化技術の利用分野


◆テレビ会議システム、テレビ電話 ◆ビデオ・オン・デマンド(VOD) ◆電子出版、電子新聞 ◆マルチメディアデータベース ◆ディジタルアーカイブ ◆遠隔医療、遠隔授業 ◆Virtual Reality,グループウェア ディジタルアーカイブ:アーカイブス(Archives)とは、「保管庫」などを意味し、主に図書館、 博物館、美術館などのディジタル情報化全般に対して、用いられる用語である。

ディジタル圧縮符号化技術

1)蓄積系
・静止画:JPEG, JPEG-LS, JPEG2000
・動画像:MPEG-1, TwinVQ, ATRAC-3, Dolby AC-3
・IPルーティングを主体(レイヤ3)
2)リアルタイム系
・テレビ会議用
・H-261, H-263, H-232

ディジタルアーカイブのための圧縮技術

・現在  -- 静止画:JPEG
	-- 動画像:MPEG-1/2 ビデオ
	-- オーディオ:MPEG-1/2オーディオ
・将来  -- JPEG2000
	-- MPEG-4(静止画、動画、CG、テキスト、オーディオ)
	-- MPEG-7(メディア符号化+コンテンツ記述)の利用が期待される 

期末テストについて


日時:平成15年7月23日 (水) 1時限目 8:50〜10:20
場所:共通講義棟2階206講義室
試験範囲:これまでの講義内容、プロジェクトを含む全範囲
試験形式:テキスト、ノート、プリントの持ち込み可

連絡事項


シスコネットワーキングアカデミー受講者は柴田先生までメールにて連絡すること。



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