『教師論』のツボ
第2回 (4/22)
● 教師とは?(教師の定義について)
・・・「教職」にあるものをいう
・・・教職:学校において、直接的に教育に従事するもの
・ 3年学ぶよりも、3年かけて良き師を選べ(ことわざ)
・ 3歩下がって師の影を踏まず(ことわざ)
→ (今はどうだか分からないが)教師や先生というものを尊いものとしてとらえている
● 昔の教師
・ 教えの代償として金銭を受けとるとは限らなかった
・ 誰にでも教えていたわけではなかった。意欲のあるものにのみ
→ では、教師という職の意味自体が違ったのではないか?
● 一昔前(前述よりは最近)の教師
・ 古代都市「スパルタ」的教師、即ち知識を伝えるための教師が大多数
―本来、「児童・生徒のより良き人間形成」を促進させるものであるべき
・ 最近では、金銭を目的とした教師「ソフィスト」になってしまった
◎ 教師の役割・教職の役割
― 文化遺産、その中でも特に基礎基本となる部分を伝える事
― 個性の伸長を図ること
― 創造活動
― 生徒に自己実現させる(アイデンティティの確立)
◎ 教職科目とは
・ 非教育者たちがどう考えているか
・ 何歳くらいで何に興味を持つか(教育心理学の範疇)
― これらを学ぶものである
◎ 文化遺産(知識?)の伝達のみに専心していると・・・
大学に入って全く勉強しなくなったりする(荷下ろし症候群)
→ だから、「勉強だけが大事なワケじゃない!!」と胸を張って言える教師が必要である
● 「先生」の定義
色々ある。以下は全て「先生」と呼ばれるものたち
― 先生
― 教師
― 教員
― 教職
― 教諭
― 教職員
― 教育職員
(※上の名称の方がより広義で使われる)