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異文化交流論

【日付 2003,4,22】 【連載回数 第1回】



異文化交流論 (Intercultural studies)


異文化交流についての科目が2割<なぜできたか?
@科学技術の発展 物・金・情報等の移動←交通・IT(通信)・経済のグローバル化
A地球化(グローバル化) Globalization 「時間と空間の圧縮」
B冷戦の終結(1947〜89) 社会秩序の変化 イラク戦争 仏・独・露VS米・英(露がほかと組むのは歴史的)

文化の定義
・文明 →科学技術の粋(best of everything in human life)
・社会学・人類学→芸術や人間の生活に関するあらゆる現象(everything in human life)
(価値観など)

異文化交流論とは
新しい学問、今までは異文化交流論と言う学問はなかった。今はしっかりとした学問ではない。
学際研究

異文化(間)コミュニケーション論
1950年代
異文化訓練の発達<占領政策のため
60年代 公民権運動 公民権法
(1964年アメリカ)
黒人は白人と一緒のバスには乗れないなどに対する法

ベトナム戦争
反戦運動
戦争兵士の帰国
(アメリカの生活になじめない)
女性解放運動
70年代 経済 海外経済におけるマネージメント

移民 文化を押し付けるわけにはいかないので、認めて取り込む
アメリカにおいては実務的なもの

日本における異文化(間)コミュニケーション論
@地域研究
(アメリカ研究)
英語の勉強・アメリカの文化→フィリピン花嫁などの問題は話されない
A英語教育とのリンク
B異文化への偏見 「人はアフリカのジャングルでは地面の虫を掘って食べている。というのは偏見だ。」 との意見 ← 地域の特定もせずにアフリカのジャングルは広すぎる、それこそが偏見である。
日本においてはアメリカに追従したもの!?(アメリカ中心の世界観)


異文化交流≠国際交流




欄外

言語など
時間とともに変化していく

日本人の文化
人に恥をかかせない。
ロシアの元大統領エリツィン「日本人はYesの時にNoと言い、Noの時にYesと言う。」

岩手県立大学における異文化交流論の7人の講師
海外の地域研究をしている人たちであり、異文化交流論を研究しているわけではない。
異文化にばかり目が向いて、日本がおろそかになることもある。
研究している文化の理論に引きずり込まれることが有る(その国の文化を深く研究するため)


次週予告
多文化主義異文化交流について


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