情報科教育法II
教職課程必修・教育実習先修科目
担当者:鈴木克明
ksuzuki@soft.iwate-pu.ac.jp
http://www.et.soft.iwate-pu.ac.jp/class/info/
■講義の目的・概要(シラバスより)■
高等学校普通教科及び専門教科「情報」の教育目標、内容、指導方法について、特に専門教科に力点を置き、情報科の体系的・系統的カリキュラムの中に位置づけて理解するとともに、実際に授業を行う上で必要な教材研究や授業設計・実施・評価・改善能力を理解・習得することを目的とする。講義と演習、ならびに模擬授業を組み合わせて実施する。
■講義予定■
第1回 | (10/3) | オリエンテーション・概要説明・課題1作業 |
第2回 | (10/10) | 課題1発表会;課題2説明 |
第3回 | (10/17) | *(課題2作業の日) |
第4回 | (10/24) | *(課題2作業の日) |
第5回 | (10/31) | *(課題2作業の日) |
第6回 | (11/7) | 課題2発表会 |
第7回 | (11/14) | 情報科における演習デザイン(1:評価とテスト) |
第8回 | (11/21) | 情報科における演習デザイン(2:ARCS) |
第9回 | (11/28) | 情報科における演習デザイン(3:9教授事象)と課題3説明*(課題3作業の日) |
第10回 | (12/5) | *(課題3作業の日) |
第11回 | (12/12) | *(課題3作業の日) |
第12回 | (12/19) | 課題3発表会 |
第13回 | (1/9) | 指導計画の改善に向けて |
第14回 | (1/16) | 最終課題発表会(1)*(作業日) |
第15回 | (1/23) | 最終課題発表会(2) |
| (2/13) | 最終課題最終提出期限 |
■評価方針■
方針:課題を全部「しっかり」やりとげたものには優を、それ以外のものには不可を。
単位取得の最低条件:課題1の書き込みがあり、課題2の発表と掲示板登録があり、課題3の発表があり、最終課題の掲示板登録あり。
優にならない場合:最終課題の品質が悪い、出席している証拠が極端に少ない(掲示板への講義コメントの登録)
■テキスト■
文部省(2000)『高等学校学習指導要領解説(情報編)』海隆堂出版(90円+税)
■課題■
◆課題1:「専門教科の情報科とは何か」情報(個人課題)
「専門教科の情報科とは何か」の問いに答える情報を集めて専用掲示板に書き込む。その際、その情報をどこから得たのか出典を明記する。
・発表はひとり5〜6分、全員分の配布資料を準備のこと。
とくに集めたい情報は次のとおり:
- 専門教科「情報」で学習する範囲
- 普通教科「情報」との違い(目指すもの)
- 工業高校「情報技術科」との違い
- 商業高校「情報処理科」との違い
- 大学入試センター試験「情報基礎」の出題範囲と設置目的
- 各都道府県における情報関連高校の実態と「情報科高校」設置の動き
- 総合学科ないし普通科の「情報コース」の実態
- その他「専門教科情報」を理解する上で役に立つと思われる情報
◆課題2:「『課題研究』サイト情報」(グループ課題)
専門教科「情報」の必修科目の一つ「課題研究」は,それぞれの職業高校でも行われている。情報専門高校での「課題研究」を考える上で、これは参考になると思われるWebサイトを見つけ出し、その概要を講義時間に発表する。
・グループ1〜3人(できれば複数)
・紹介するサイトを課題2掲示板に登録する(先着順)
・プレゼン5〜6分
以下、順次掲載。
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